フードサービス業界のIT化
フードサービス シニアアナリストの東(あずま)さやかです。
松屋の「松券セレクト」導入のニュースはご存知でしょうか?
https://www.matsuyafoods.co.jp/2017/06/21/3736/
最近のフードサービス業界はIT化がどんどん進んできています。
ただ日本はまだまだ進化が遅いなとも感じます。
昨年、上海のKFCではAIロボットが注文を受ける店舗ができ話題を呼びました。
https://news.yahoo.co.jp/byline/satohitoshi/20160627-00059337/
日本でもココスやはま寿司がロボット導入してますが、おしゃべりや客席案内などです。
以前掲載されたFRのセルフレジ化、CVSのセルフレジ化もすこしずつ進んでいますが、
人手不足が深刻となる中、これらは必然的な流れだと思います。
USのマクドナルドなどは、半フルサービス化していて、注文をカウンターでした後、
客席に料理を持ってくる店が増えているようです。
私の考えとしては、客席に料理を運ぶなどは人のサービスとして重要な部分です。
特に料理を待つ場合、席で座って待っていたいですよね。
子供などいれば、呼ばれて取りに行くのも一苦労です。
ですので、今後は、上海のKFCなどのように、人間でなくともできるカウンターでの注文と支払はAIが担い、
調理、料理の配膳などに人を割く方がずっと効率的で満足度も上がると思います。
しばらくたつとそのような流れになっていくかもしれませんね。
*CRESTとは・・・外食・中食市場において 「いつ、誰が、どこで、何を、どのように食べ、どの程度満足したか」など消費者のあらゆる喫食動態データを、1年365日、直接消費者から収集し、年間13万を超えるサンプル数を元に調査分析できる情報サービスです。外食市場規模、中食市場規模、客数を業態、セグメント別に把握可能です。
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