単身世帯者の1人当たりの年間外食・中食金額は1.5倍
2019/06/03
フードサービス シニアアナリストの東(あずま)さやかです。
単身世帯が増加しており、2040年には約4割が単身世帯になるといわれています。
(国立社会保障・人口問題研究所 『日本の世帯数の将来推計』(2019年推計)より)
単身世帯者(1人暮らし)の人が増加していくと、今後外食・中食市場にどんな影響をもたらすのでしょうか。CRESTから算出すると、1人暮らし(日本全国・15-79才)の人の1人当たりの年間外食・中食にかける金額は、他の世帯の人と比べ1.5倍多いという結果になりました。(2018年1-12月計)
このように他より外食中食をより利用する層が増加していくことは、人口減少のインパクトを覆すことができるほどの影響があるのでしょうか?人口と世帯の予測とCRESTの結果を用いて、2040年までのシミュレーションをしてみた結果、非常に興味深い結果となりました。
6月19日(水)に品川で開催するセミナーで、この結果をご紹介します。
詳細はこちらから↓
https://www.npdjapan.com/information/info_seminar2019q1/
*CRESTとは・・・外食・中食市場において 「いつ、誰が、どこで、何を、どのように食べ、どの程度満足したか」など消費者のあらゆる喫食動態データを、1年365日、直接消費者から収集し、年間13万を超えるサンプル数を元に調査分析できる情報サービスです。外食市場規模、中食市場規模、客数を業態、セグメント別に把握可能です。
(世界13ヶ国で実施)
詳細URL: https://www.npdjapan.com/service/food.html