活用事例Case Study

お客様との取り組み事例1(昭和産業株式会社様)

信頼性のあるデータ分析こそが

「おいしい商品」・「お客様に寄り添った提案」の鍵

小麦、大豆、採種、トウモロコシなどの多種多量の穀物を取り扱う、穀物取扱量日本一(昭和産業様調べ)の食品メーカー。食には欠かせない製粉、油脂、糖質といった分野において、家庭用だけなく、業務用としてもさまざまな食の課題を解決しています。そんな昭和産業様へ、導入のきっかけ、現在の利用状況、利用後の変化などを中心にお話を伺いました。

 

CREST®導入のきっかけについて

最初は、営業チームからの要望や案件に応じて単発でデータ/レポートを購入していたのですが、営業商談において、外食・中食全体の動きを捉え、実際の利用者や利用シーンに即した提案をするのに効果的で、活用場面が広がっていきました。CREST®データを分析することで、取引先から、“しっかりと分析した上での提案ができているね。“と評価されるようになり、「データに強い」という会社への信頼にも繋がりました。こうして、営業活動に不可欠な情報となったので、サブスクリプション契約に切り替え、一層活用の度合いが高まりました。

 

データクロス集計抽出ツール DecisionKeyの利用状況について

専門のマーケティングチームが抽出ツールDecisionKeyを使ってデータ抽出・分析をし、営業に発信しています。それに加えて、最近では、分析したデータを全社的に発信することで、市場の動向や食のトレンドを全ての営業担当者が把握できるようにしています。

抽出ツールDecisionKeyの利用頻度は高く、日常的にデータ抽出・分析をしており、ビジネスに効果的に活用できています。POS情報ではわからない、喫食者個人の属性など、「価値観セグメンテーション」*は特に活用しています。

*「価値観セグメンテーション」とは、個人の意識「食欲旺盛」「流行敏感」「価値重視」「品質志向」など、価値観を調査結果に基づき分類し、どんな業態にどんな価値観の性・年代が多いか、ターゲットの価値属性にはどんなメニューが好まれているか、などを把握することができます。 

 

導入後の変化について

外食企業への商談の際に、外食市場全体のトレンドや個別企業の分析を行い、実態に即した提案をすることが大切だと考えました。一見似たような調査結果、例えば同じ業態内だと、チェーンを比較しても同じような属性になりますが、きちんと分析していくとそれぞれの強み弱みがあり、必ず課題が見つかります。CREST®のデータは、有名なチェーンだけでなく、業態別でもみられるため、お客様に寄り添った提案が可能になりました。

そのようにして提案先毎の状況を把握した上で、「おいしい商品」を提供することで、食べていただくお客様にも喜んでいただく、ひいては企業様の売上のアップにも繋がる提案を心掛けています。

 

最後に、今後のサービスに関してご要望・ご意見

もっと細かいメニューや属性などを分析したい。月毎のトレンドが見たい。と思うことはありますが、特に現状で困っていることはありません。他にも色々な調査データを購入していますが、必要に応じて使い分けをしています。また、日本だけではなく、他国の外食市場にも興味があります。

⁑CREST®のデータは契約により、更新頻度が異なります、(毎月、四半期、半年、1年)
⁂CREST®は世界13か国で展開しています。年4回の無料オンラインセミナーにおいて、グローバル市場動向一部をお話しすることがあります。