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<外食・中食 調査レポート>2018年第3四半期の動向 客数が5四半期ぶりにプラス成長

2018/11/13

外食・中食市場情報サービス『CREST®*1 』を提供するエヌピーディー・ジャパン株式会社(東京都港区、トーマス・リンチ代表)は、外食・中食市場2018年第3四半期(7-9月)の動向分析レポートを2018年11月13日に公表します。また、外食・中食市場の動向を分析・解説する無料セミナーを2018年12月5日(水)に開催します。

本分析レポートでは、大きく以下のことが分かります。外食・中食市場の2018年第3四半期の市場規模は5兆341億円で前年同期比+2%成長しました。客数が5四半期ぶりにプラスに転じ1%増、客単価が+1%上昇したことで市場規模が成長しました。業態別では、スーパーの客数が5四半期ぶりに増加しました。また、食機会別の伸び率を見ると、間食がプラス成長となりました。


 

外食・中食市場の市場規模は5兆341億円で2%増

外食・中食市場全体の2018年第3四半期の成長率(図表1)をみると、客数(食機会数)が5四半期ぶりにプラスに転じ1%増となりました。客単価も引き続き成長し1%増加、売上(市場規模)は、5兆341億円で対前年同期比2%増、8期連続のプラス成長となりました。

 

 

スーパーの客数が5四半期ぶりにプラス成長

業態別の食機会数の成長率(図表2)をみてみると、全体の26%を占めるシェア1位のスーパーマーケットが5四半期ぶりにプラスに転じ、34百万回(+1.4%)増加、市場の成長をリードしました。コンビニはシェア2位で、18百万回(+0.8%)増となりました。猛暑や度重なる自然災害の影響で、外食業態の食機会数は軒並み減少しました。

 

 

 

間食機会が伸びる

食機会別の成長率(図表3)をみると、午前間食、午後の間食がプラス成長でした。これは、猛暑で飲料の利用が増えたことが影響しています。夕食機会は、相次ぐ自然災害やJRの計画運休などの影響でマイナスとなりました。

 

 

2018年第3四半期は、続いていた客数減少が一巡したこと、昨年の8月の低温や9月台風の三連休直撃などによる客数マイナスの反動もあり、自然災害が相次いだものの、猛暑の後押しのあった小売を中心に客数がプラスとなりました。しかし、1年後の消費増税に向けて節約志向や買いだめの動きが今後見込まれます。消費者動向、天候、それに合わせたニーズを把握し、事前に対策を立てることが必要になるでしょう。


本分析の詳細をもっと知りたい方へ
「外食・中食マーケットトレンドセミナー2018年第3四半期編」12月5日開催決定

本分析を含めた外食・中食市場全体及び主要業態(ファストフード+セルフカフェ、ファミリーレストラン、居酒屋、コンビニ、スーパー)の2018年第3四半期の動向について分析・解説するセミナーを無料で開催します。
本セミナーは、12月5日(水)午後3時10分より品川にて開催します。
セミナー特典として以下の2つの分析とインサイトを紹介します。
「ドラッグストアの中食実態」
「2019年10月消費税増税の影響予測」

詳細・申込は、以下のウェブページをご覧ください。https://www.npdjapan.com/information/info_seminar2018_q3/

 


*1   CREST®

外食・中食市場において 「いつ、誰が、どこで、何を、どのように食べ、どの程度満足したか」など消費者のあらゆる喫食動態データを、1年365日、直接消費者から収集し、年間13万を超えるサンプル数を元に調査分析できる情報サービスです。外食市場規模、中食市場規模、客数を業態、セグメント別に把握可能です。
詳細URL: https://www.npdjapan.com/service/food.html

*2  食機会数

外食・中食を利用した延べ食機会(朝/午前間食/昼/午後間食/夕/夜間食)数

 


 

 

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