＜外食・中食 調査レポート＞2020年1-12月計の出前市場規模は6000億円超の見込み、成長率は44％増
外食・中食市場情報サービス『CREST®*1 』を提供するエヌピーディー・ジャパン株式会社（東京都港区、トーマス・リンチ代表）は、出前市場レポートを2020年12月21日に公表します。
本分析レポートでは、大きく以下のことが分かります。コロナウイルス感染拡大の影響を受け、2020年1-12月計の出前（外食デリバリー）市場は、売上が6000億円超で前年比44％増程度となる見込みです。
出前市場規模は、2020年1-12月計で、6000億円超の見込み
レストラン業態（小売店、自販機、社員食堂、学生食堂を除く。宅配ピザを含む）における出前（外食デリバリー）市場規模は、2020年（1-12月計）に6000億円超になる見込みで、前年と比べ44％程度増加することが見込まれます（図表1）。
売上に占める出前比率は5.7％
外食業態で、イートイン、テイクアウト、出前となる中、出前の売上に占める比率（図表2）は、直近1年間（2019年11月-2020年10月計）で5.7％でした。地域別に主要地域を比較すると、首都圏は5.7％でした。北海道は特に高く、6.7％でした。
エヌピーディー・ジャパン フードサービスシニアアナリストである、東さやか（あずま・さやか）は、次のように話します。「新型コロナウイルス感染拡大の影響で、飛躍的に伸びたデリバリーは、サービスへ相次ぐ参入、エリアの拡大で、今後も成長が見込まれます。感染拡大第3波が年始年末を襲う事態になっており、家族層へ利用が広がっているデリバリーは、需要も増すことでしょう。ウィズコロナの生活がまだまだ続くことが想定される中、外食企業は、デリバリーを今後も強化することでビジネスの回復につながるでしょう。」
※本内容をご覧の皆様向け特典について
出前利用者の変化など、2020年7-10月の動向分析、コロナウイルス感染拡大の影響、ニューノーマルにおける市場の変化と今後の展望について、エヌピーディー・ジャパン フードサービスシニアアナリストである、東さやかが講演したセミナー（2020年12月16日実施）の動画URL（2021年1月末まで視聴可能）とセミナー配布資料ダウンロードURLをご提供いたします。ご希望の方は下記資料ダウンロード請求フォームよりご請求ください。
*1 CREST®
外食・中食市場において 「いつ、誰が、どこで、何を、どのように食べ、どの程度満足したか」など消費者のあらゆる喫食動態データを、1年365日、消費者から収集し、年間13万を超えるサンプル数を元に分析できる情報サービスです。外食市場規模、中食市場規模、客数を業態、セグメント別に把握可能です。世界13か国で実施。
詳細URL: https://www.npdjapan.com/service/food.html
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