<スポーツシューズ・アパレル市場 調査レポート>2021年1-6月のスポーツシューズ・アパレル市場規模、 前年同期比4.3%増をけん引するのはキッズ、スポーツスタイル、サッカー
スポーツシューズ・アパレル市場情報サービス『Japan Sports Tracker*1』を提供するエヌピーディー・ジャパン株式会社(東京都港区、クリストス・クリストフォロー代表)は、2021年1-6月のスポーツシューズ・アパレル市場概況分析レポートを2021年11月11日に公表します。
本分析レポートでは、大きく以下のことが分かります。日本の2021年1-6月のスポーツシューズ・アパレル市場規模は5,764億円で、前年同期比4.3%増でした。また成長をけん引しているのは属性別ではキッズ、スポーツカテゴリーではスポーツスタイル、サッカー、アウトドア、ウォータースポーツでした。またランニングは市場規模が100億円減少しました。
スポーツシューズ・アパレル市場規模、2021年1月-6月の成長要因はキッズ
日本の2021年1-6月のスポーツシューズ・アパレル市場規模は5,764億円で前年同期比4.3%増でした。キッズが前年同期比で+24.1%の回復をしたことが寄与しました(図表1)。
スポーツスタイル、サッカーなどが増加、ランニングは減少
スポーツカテゴリー別に見ると(図表2)、特に大きく伸びていたのはスポーツスタイル*2(前年同期比114億円増)、サッカー(同45億円増)、アウトドア(同64億円増)、ウォータースポーツ*3(同48億円増)でした。一方ランニングは前年同期比100億円減と、主要スポーツカテゴリーの中で唯一市場規模が大きく減少しました。
また市場規模の増減の内訳を見ると、市場規模が増加している4つのスポーツカテゴリーはキッズによる増加分が大きく、ランニングの減少分は男性によるものであることがわかります。
エヌピーディー・ジャパンのスポーツ事業部アカウントマネージャーである、伊藤和正(いとう・かずまさ)は、「コロナワクチン接種率の上昇や新規感染者の減少、経済・教育活動の本格再開と共に、スポーツ製品市場も回復が見られるようになってきました。本レポートでは特にキッズ向けスポーツ製品消費の高まりが見て取れましたが、これも学校やクラブ活動の再開によるものと考えられます。6月までは屋外スポーツが中心でしたが、今後は屋内スポーツにもこの傾向が広がっていくことが考えられます。」と話します。
※本分析の詳細をもっと知りたい方へ
「スポーツシューズ・アパレル市場動向セミナー」を11月18日開催
本分析を含めたスポーツシューズ・アパレルの市場動向を分析・解説する無料ウェブセミナーを2021年11月18日(木)15時よりに開催します。本セミナーは、日本のスポーツシューズ・アパレル各市場の全体及び、主要セグメント分析・紹介をするもので市場の動きを素早く捉えたいと思われているノンクライアント様、市場のデータや分析を掲載したいメディア様向けに実施します。今回は、2021年1-6月の日本市場における、コロナウイルス感染拡大の影響と、 世界における今後のスポーツ製品市場規模の成長予測についてお話しします。
詳細・申込は、以下のウェブページをご覧ください。https://www.npdjapan.com/information/info_seminar_sports_20211118/
*1 Japan Sports Tracker
スポーツシューズ・アパレル市場における全国の消費者購買行動を時系列で把握できる日本で唯一の消費者パネルデータベースです。市場のトレンドやビジネスチャンスを特定し売上を伸ばすために必要な、製品トレンドと消費者動向について包括的な情報が得られます。カテゴリー、ブランド、アイテムレベルで自社製品、競合他社製品のパフォーマンスを分析できます。
詳細URL: https://www.npdjapan.com/solutions/sports/
調査データの転載について
本件で公開されている資料につきましては、ご使用用途によりますが、出典元を明記していただければ、基本的にご利用いただけます。
表記は「NPD Japan, エヌピーディー・ジャパン調べ」でお願いいたします。
ご使用前には必ず下記の問い合わせ先までご一報ください。
過去のレポートは、下記ページの「プレスリリース」よりご覧いただけます。
https://www.npdjapan.com/press-releases/press-releases-list/sports/
お問い合わせ先
本内容につきましては、下記よりお問い合わせください。