ニュースレターNewsletter

<スポーツシューズ・アパレル市場 調査レポート>日本人のスポーツシューズ・スニーカー所有数、最頻出値は2足で25%、9足以上の所有は全体の3%

2022/06/14

スポーツシューズ・アパレル市場情報サービス『Japan Sports Tracker*1』を提供するエヌピーディー・ジャパン株式会社(東京都港区、クリストス・クリストフォロー代表)は、自主調査センチメント・スタディ*2よりスポーツシューズ・スニーカーに関するレポートを2022年6月14日に発表します。

本分析レポートでは大きく以下のことが分かります。日本人のスポーツシューズ・スニーカー所有数で最も多かったのは「2足」でした。また男女別で見ると「6足以上」所有をしている層の55%が女性、一方「1足も所有をしていない」層の57%は男性であることが分かりました。


 

スポーツシューズ・スニーカー所有数の最頻出値は「2足」

2022年4月に実施した、日本全国16-69才の消費者2000人が対象の自主調査「センチメント・スタディ」によると、日本人のスポーツシューズ・スニーカー所有数で最も多かったのは「2足」で、全回答者の25%でした(図表1)。続いて23%の「1足」、17%の「3足」という回答が多い結果でした。「3足」以下で、全体の79%でした。一方、スニーカーヘッズと呼ばれるようなコア層は本調査では「9足以上」という回答が該当し、この層は全体の3%に留まりました。

スポーツシューズ・スニーカーを多数所有しているのは女性

「6足」以上所有しているのは全体の7%で、この「6足」以上所有している層の男女内訳を見ると、55%が女性で占められており、女性の方が多いことが分かります。またスポーツシューズ・スニーカーを全く持っていない層の57%は、男性でした。

 

エヌピーディー・ジャパンのスポーツ事業部アカウントマネージャーである、伊藤和正(いとう・かずまさ)は、「今回の調査では日本人の平均的なスポーツシューズ・スニーカーの所有状況が明らかになりました。全体の79%はスポーツシューズ・スニーカーを3足以下しか所有していません。メーカーとしては次の1足の購入理由をどのように訴求していくかがカギとなります。また男女別で見ると、私の想像以上に女性が多くのスポーツシューズ・スニーカーを所有していることが分かりました。スポーツシューズ・スニーカーの購入者像を正しく把握することで、メーカーは新たな顧客を開拓できるかもしれません。」と話します。

 


*1  Japan Sports Tracker

スポーツシューズ・アパレル市場における全国の消費者購買行動を時系列で把握できる日本で唯一の消費者パネルデータベースです。市場のトレンドやビジネスチャンスを特定し売上を伸ばすために必要な、製品トレンドと消費者動向について包括的な情報が得られます。カテゴリー、ブランド、アイテムレベルで自社製品、競合他社製品のパフォーマンスを分析できます。
詳細URL: https://www.npdjapan.com/solutions/sports/

 


*2  NPDセンチメント・スタディ

エヌピーディー・ジャパンが行う自主企画調査で、フード・スポーツ・トイ・ビューティーの4部門について、日本のトレンド調査を行っています。調査概要は以下の通りです。

実施期間:2022年4月(四半期ごとに実施)

対象者:日本全国の16歳~69歳の男女

サンプル数:2000(性別・年齢・居住エリアについて日本の人口構成に合わせてサンプリング)

調査手法:オンラインパネルを利用したアンケート調査


 

調査データの転載について

本件で公開されている資料につきましては、ご使用用途によりますが、出典元を明記していただければ、基本的にご利用いただけます。
表記は「NPD Japan, エヌピーディー・ジャパン調べ」でお願いいたします。
ご使用前には必ず下記の問い合わせ先までご一報ください。

過去のレポートは、下記ページの「プレスリリース」よりご覧いただけます。
https://www.npdjapan.com/press-releases/press-releases-list/sports/

 

お問い合わせ先

本内容につきましては、下記よりお問い合わせください。

inquiry