<スポーツシューズ・アパレル市場 調査レポート>2022年1-6月のスポーツシューズ・アパレル市場規模、前年同期比1.0%増、 2022年4-6月は同3.5%増で大きく改善
スポーツシューズ・アパレル市場情報サービス『Japan Sports Tracker*1』を提供するエヌピーディー・ジャパン株式会社(東京都港区、クリストス・クリストフォロー代表)は、2022年1-6月のスポーツシューズ・アパレル市場概況分析レポートを2022年8月16日に発表します。
本分析レポートでは大きく以下のことが分かります。日本の2022年1-6月のスポーツシューズ・アパレル市場規模は前年同期比1.0%増、2019年同期比で8.2%減でした。2022年4-6月の3カ月間では、前年同期比3.5%増、2019年同期比では、6.5%減でした。
スポーツシューズ・アパレル市場規模、2022年1-6月は前年同期比1.0%増
日本の2022年1-6月のスポーツシューズ・アパレル市場規模は前年同期比1.0%増の5819億円でした(図表1)。またコロナ前の2019年同期と比べると市場規模は8.2%減となり、コロナからの本格的な回復にはまだ至っていないということが分かります。
2022年4-6月の3カ月間では、前年同期比3.5%増
直近の3カ月で比較すると、2022年4-6月は前年同期比比3.5%増でした(図表2)。行動制限が解かれた2022年4-6月は、消費活動も非常に活発であったことが分かります。2019年同期比では6.5%減で、1-6月の8.2%減と比べると1.7ポイント増、徐々にコロナ前の市場規模に近づいていることが分かります。
エヌピーディー・ジャパンのスポーツ事業部アカウントマネージャーである、伊藤和正(いとう・かずまさ)は、「2022年1-6月のスポーツシューズ・アパレルの市場規模は前年同期比1.0%増と、期待されていたような大幅な成長は見られませんでした。これは1-3月にオミクロン株流行による市場停滞が足を引っ張っていたからです。しかし4-6月では行動制限も解除され長期休暇での旅行も活発になるなど、消費活動が活性化されたことにより、市場は3.5%増と大きな改善を見せました。今後は消費者が徐々にニューノーマルな生活様式に移りつつある中、BA.5株、BA.2.75株の拡大が消費マインドにどの程度影響を及ぼすかに注視が必要となります。」と話します。
*1 Japan Sports Tracker
スポーツシューズ・アパレル市場における全国の消費者購買行動を時系列で把握できる日本で唯一の消費者パネルデータベースです。市場のトレンドやビジネスチャンスを特定し売上を伸ばすために必要な、製品トレンドと消費者動向について包括的な情報が得られます。カテゴリー、ブランド、アイテムレベルで自社製品、競合他社製品のパフォーマンスを分析できます。
詳細URL: https://www.npdjapan.com/solutions/sports/
調査データの転載について
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