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<スポーツシューズ・アパレル市場 調査レポート>「サステナビリティー」に配慮したスニーカー、11%が「購入したい」、若年層では16%

2022/09/21

スポーツシューズ・アパレル市場情報サービス『Japan Sports Tracker*1』を提供するエヌピーディー・ジャパン株式会社(東京都港区、クリストス・クリストフォロー代表)は、自主調査センチメント・スタディ*2よりスポーツシューズ・スニーカーに関するレポートを2022年9月21日に発表します。

本分析レポートでは大きく以下のことが分かります。2022年7月実施の調査によると、日本で「サステナビリティー」に配慮したスポーツシューズ・スニーカーを「購入したい/とても購入したい」と答えた消費者は全体の11%でした。また若年層ではこの割合が16%でした。


 

「サステナビリティー」に配慮したスポーツシューズ・スニーカーの購入意向は11%

2022年7月に実施した、日本全国16-69歳の消費者2000人を対象とした自主調査「センチメント・スタディ」によると、「サステナビリティー」に配慮したスポーツシューズ/スニーカーを「購入したい」と回答したのは、消費者の11%でした(図表1)。最も多かったのは「ある程度は購入したいと思う」という消極的支持層で、全体の40%でした。

 

若年層では購入意向が16%に

年齢別にみると、16-19歳と20-29歳で、「サステナビリティー」に配慮したスポーツシューズ/スニーカーを「購入したい」と回答した層が16%と、全体と比べ5ポイント高い結果となりました(図表2)。また年齢が高くなるにつれて、積極的な購入意向は低くなる傾向も見られました。この結果から、「サステナビリティー」は、若年層の方が興味の高いテーマであるということが分かります。男女間では積極的な購入意向に大きな差異は見られませんでした。

 

エヌピーディー・ジャパンのスポーツ事業部アカウントマネージャーである、伊藤和正(いとう・かずまさ)は、「今回の調査では『サステナビリティー』が、日本人の大多数の消費者の消費行動に、まだ結びついていないことが明らかになりました。ただし若年層はその他の年齢層と比べ高い購入意向を示しており、今後この層が消費の中心となるにつれ『サステナビリティー』の重要性も高まってくることが予想されます。また今後の調査では、企業の様々な『サステナブル』な活動に対する消費者の受け止め方の違いや、『サステナビリティー』に配慮しない製品に対する『非』購入意向を明らかにしていきます。」と話します。

 


*1  Japan Sports Tracker

スポーツシューズ・アパレル市場における全国の消費者購買行動を時系列で把握できる日本で唯一の消費者パネルデータベースです。市場のトレンドやビジネスチャンスを特定し売上を伸ばすために必要な、製品トレンドと消費者動向について包括的な情報が得られます。カテゴリー、ブランド、アイテムレベルで自社製品、競合他社製品のパフォーマンスを分析できます。
詳細URL: https://www.npdjapan.com/solutions/sports/

 


*2  NPDセンチメント・スタディ

エヌピーディー・ジャパンが行う自主企画調査で、フード・スポーツ・トイ・ビューティーの4部門について、日本のトレンド調査を行っています。調査概要は以下の通りです。

実施期間:2022年7月(四半期ごとに実施)

対象者:日本全国の16歳~69歳の男女

サンプル数:2000(性別・年齢・居住エリアについて日本の人口構成に合わせてサンプリング)

調査手法:オンラインパネルを利用したアンケート調査


 

調査データの転載について

本件で公開されている資料につきましては、ご使用用途によりますが、出典元を明記していただければ、基本的にご利用いただけます。
表記は「NPD Japan, エヌピーディー・ジャパン調べ」でお願いいたします。
ご使用前には必ず下記の問い合わせ先までご一報ください。

過去のレポートは、下記ページの「プレスリリース」よりご覧いただけます。
https://www.npdjapan.com/press-releases/press-releases-list/sports/

 

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