日本全国70万店以上の飲食店舗の詳細情報、店舗数が分かるReCount®サービス提供開始
外食・中食市場情報サービス『CREST®*1 』を提供するエヌピーディー・ジャパン株式会社（東京都港区、クリストス・クリストフォロー代表）は、日本全国の飲食店舗の詳細情報と店舗数を提供する新サービス「ReCount®」の販売を2023年5月15日に開始しました。
ReCount®（リカウント） は、業態およびチェーンの店舗数と店舗情報を提供するサービスです。日本全国の飲食店約70万件の詳細情報リストと集計データ を提供します。Circanaは、アメリカ、カナダで、ReCount®を先行して提供しており、日本でもこの度、サービス開始しました。
業態/チェーンの店舗数及び店舗情報を提供
ReCount®（リカウント）は、日本全国約70万店の飲食店舗と、コンビニ主要３チェーンの店舗情報をウェブより取得し、集約したデータベースです。店舗の店舗名、住所、電話番号、緯度・経度などに加え、独自の飲食店分類に沿った業態・チェーン分類など、詳細を１店舗ごとに掲載したリストを提供します。また、主要約400チェーンの店舗数と、個店を含めた業態ごとの店舗数を、都道府県別に集計したデータも併せて提供します。2021年1-3月データから2023年1-3月データまでの四半期ごとの集計を見ることができます。また、今後は四半期ごとに、最新のデータを加えて継続的に提供します。
競合分析、業界分析、マーケティング、営業リストに活用
ReCount®（リカウント）の集計データは、以下のような活用を想定しています。
‐ 飲食店の店舗開発：地域ごとに店舗の立地戦略や競合分析に活用できます。競合店舗数を踏まえた地域別の適切な戦略の策定に役立ちます。
- 飲食店の競合分析：CRESTの売上データと合わせて、競合他社の売上・店舗数から店舗当たり売上を特定し、成長ドライバーを把握
- 食品・調味料・飲料メーカーの業界分析、マーケティング：自社製品を使用する可能性のある店舗市場規模をエリアごとに把握できます。成長チェーン、増えている業態を特定し、ターゲットを決定するのに役立ちます。
- 食品・調味料・飲料メーカーの営業リスト：自社製品を使用する可能性のある店舗市場規模をエリアごとに把握し、顧客店舗とホワイトスペースを明らかにし、営業先の特定に役立ちます。
２年前比で最も増加率が高いのはカレー専門店
ReCount®（リカウント）の集計データによると、2023年1-3月期に２年前の2021年1-3月期と比べ、最も店舗数が増加したのは、カレー専門店でした。カレー専門店の店舗数に最も寄与したのは、東京都、大阪府、北海道、福岡県でした。コロナ禍で大打撃を受けた和風居酒屋は、２年前と比べ約12％店舗が増加しました。
エヌピーディー・ジャパン フードサービスシニアアナリストであり、フードサービス事業部の責任者である、東さやか（あずま・さやか）は、次のように話します。「コロナ禍で刺激的なスパイシーなメニューが伸びたことや、テイクアウト、デリバリーにも向くことなどが、カレー専門店の店舗数増加につながったと考えることができます。このように、これまで弊社が日本で提供してきた、業界、業態、チェーンの市場規模（売上）や客数、客単価の情報に加え、成長の重要要素である店舗数の情報を提供できるようになりました。飲食チェーンだけでなく、食品・調味料・飲料メーカー、店舗戦略のコンサルティング企業も幅広く活用いただけると想定しています。」
【ReCount®：サービス概要】
販売開始：2023年５月15日
販売価格（税抜）：年間契約（四半期更新、４回納品）143万円、単発購入100万円
納品形態：Microsoft Excel
詳細資料：飲食店舗データベースReCount®ご案内
*1 CREST®
外食・中食市場において 「いつ、誰が、どこで、何を、どのように食べ、どの程度満足したか」など消費者のあらゆる喫食動態データを、1年365日、消費者から収集し、年間13万を超えるサンプル数を元に分析できる情報サービスです。外食市場規模、中食市場規模、客数を業態、セグメント別に把握可能です。世界13か国で実施。
詳細URL: https://www.npdjapan.com/service/food.html
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