<外食・中食 調査レポート>外食業態テイクアウト市場規模は1兆9267億円、コロナ前比13%増、2022年3月-2023年2月計
外食・中食市場情報サービス『CREST®*1 』を提供するエヌピーディー・ジャパン株式会社(東京都港区、クリストス・クリストフォロー代表)は、2022年の外食業態テイクアウト市場の動向分析レポートを2023年6月20日に公表します。
本分析レポートでは、大きく以下のことが分かります。2022年3月-2023年2月計の外食業態テイクアウト市場規模は、2019年同期比13%増の1兆9267億円でした。食機会別では、朝食、昼食、間食において、2019年同期比+20%前後伸長しました。
2022年の外食業態テイクアウト市場は、2019年比約13%増の1兆9267億円
2022年3月-2023年2月計の外食業態テイクアウト市場規模は、2019年同期比13%増の1兆9267億円でした。2020年はマイナス成長でしたが、2021年には2019年比+3%、2022年には同+13%と2年連続の成長となりました。
朝食、昼食、間食の市場規模がいずれも2019年比約20%増
2022年の外食業態におけるテイクアウト市場を食機会別にみると、2019年比での成長率は(図表2)、夕食を除くすべての食機会で20%前後伸長しました。その一方で、夕食は、回復基調にはあるものの、19年比1%増に留まっています。
エヌピーディー・ジャパン フードサービスシニアマネージャーである、藤井真理子(ふじい・まりこ)は、次のように話します。「イートインの回復が進む中でも、テイクアウト需要が衰えない傾向は昨年から続いています。値上げが相次ぐ中、同じく店舗以外の場所で食べるデリバリーよりも割安感があることもテイクアウトの魅力です。テイクアウト専用メニューにより新たな需要を取り込もうとするチェーンもあり、コロナ禍をきっかけに利用機会が増えた外食業態のテイクアウトは、コロナ収束後も底堅い需要が見込まれます。」
*1 CREST®
外食・中食市場において 「いつ、誰が、どこで、何を、どのように食べ、どの程度満足したか」など消費者のあらゆる喫食動態データを、1年365日、消費者から収集し、年間13万を超えるサンプル数を元に分析できる情報サービスです。外食市場規模、中食市場規模、客数を業態、セグメント別に把握可能です。世界13か国で実施。
詳細URL: https://www.npdjapan.com/service/food.html
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