<外食・中食 調査レポート>2023年の外食・中食 朝食市場規模は1兆1908億円で前年比16%増、コロナ前比14%増
外食・中食市場情報サービス『CREST®*1 』を提供するエヌピーディー・ジャパン株式会社(東京都港区)は、外食・中食の朝食市場動向分析レポートを2023年11月21日に公表します。
本分析レポートでは、大きく以下のことが分かります。2022年10月-2023年9月計の外食・中食における朝食市場規模は、1兆1908億円で、前年同期比16%増、コロナ前比14%増でした。朝食全体の約半数を占める会社員における伸びが全体の成長をけん引しました。
外食・中食 朝食市場規模は1兆1908億円で前年比16%増、コロナ前比14%増
2022年10月-2023年9月計の外食・中食における朝食市場規模は、1兆1908億円で、前年同期比16%増、コロナ前比14%増でした(図表1)。同期間の外食・中食全体の市場規模は、コロナ前比で1.2%減でしたので、朝食市場の成長が、特別大きいことが分かります。
会社員の伸びが朝食の成長をけん引
職業別にみると、朝食市場規模の47%を占める会社員における伸びが、朝食全体の成長をけん引しました。コロナ前比では、スーパーで購入した朝食を家で喫食する機会の売上増が成長に寄与している他、フルサービスレストランやカフェでの朝食の売上増の貢献も大きくなっています
エヌピーディー・ジャパン フードサービスシニアアナリストである、東さやか(あずま・さやか)は、今後の展望について、次のように話します。「朝食は、共働き世帯の増加、単身世帯の増加など、社会構造の変化やニーズの変化により、コロナ前から成長市場でした。コロナ禍でいったん成長がストップしたものの、通常生活に戻るに従い、また成長しています。もともと一人でとることが多い外食・中食の朝食は、コロナ禍で増えた一人喫食の生活習慣の定着や、客単価が昼食などと比べ低いこと、利便性のニーズが強いことなどから、いち早く回復し、今後も成長が見込まれます。」
*1 CREST®
外食・中食市場において 「いつ、誰が、どこで、何を、どのように食べ、どの程度満足したか」など消費者のあらゆる喫食動態データを、1年365日、消費者から収集し、年間13万を超えるサンプル数を元に分析できる情報サービスです。外食市場規模、中食市場規模、客数を業態、セグメント別に把握可能です。世界13か国で実施。
詳細URL: https://www.npdjapan.com/service/food.html
調査データの転載・引用について
本ウェブサイトで公開されている資料につきましては、ご使用用途によりますが、出典元を明記していただければ、基本的にご利用いただけます。
表記は「Circana, サカーナ・ジャパン調べ」でお願いいたします。
社内共有、卒論での使用の場合は、弊社にご連絡いただく必要はございません。
社外に公開、メディアでのご使用の場合は、掲載先詳細を上記問い合わせ先まで、ご一報お願いいたします。また、ご使用後は、転載先のコピーやURLをご送付ください。
お問い合わせ先
本内容につきましては、下記よりお問い合わせください。