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<外食・中食 調査レポート>2023年のデリバリー市場規模は8603億円の見込み、成長率は前年比11%増、コロナ前比106%増

2023/12/18

外食・中食市場情報サービス『CREST®*1 』を提供するエヌピーディー・ジャパン株式会社(東京都港区)は、デリバリー市場レポートを2023年12月18日に公表します。

本分析レポートでは、大きく以下のことが分かります。2023年1-12月計のデリバリー(出前)市場規模は、8603億円で、前年同期比11%増、コロナ前比106%増の見込みです。


 

2023年のデリバリー市場規模は8603億円の見込み

2023年1-12月計のデリバリー(出前)市場規模は、8603億円で、前年同期比11%増、コロナ前比106%増の見込みです(図表1)。2022年は前年比でマイナスとなりましたが、2023年は再び大きく成長となりそうです。

 

食機会数も伸長

デリバリーの食機会数(利用して食べた人の延べ人数)は、金額ほどの伸びはないものの、コロナ後の2023年も大幅に増加の見込みです。食機会数も市場規模と同様に、2022年は前年比でマイナスとなりましたが、2023年は再び大きく成長となりそうです。

 

エヌピーディー・ジャパン フードサービスシニアアナリストである、東さやか(あずま・さやか)は、デリバリー市場の現状と展望について、次のように話します。「2023年は、アフターコロナで、外食(イートイン)の回復が進みましたが、コロナ下で成長したデリバリーも成長が続きました。デリバリーの消費シーンは、コロナ前と比べると変化しました。デリバリー店舗を選ぶ時の理由も変化してきており、今後は、クーポンや安さではなく、レストランの選択時と同様に、おいしさやお気に入りの店でより選ばれるようになるでしょう。アフターコロナの今こそ、消費者と消費行動の変化を再確認し、変化に対応すべき時と言えるでしょう。」

 


*1   CREST®

外食・中食市場において 「いつ、誰が、どこで、何を、どのように食べ、どの程度満足したか」など消費者のあらゆる喫食動態データを、1年365日、消費者から収集し、年間13万を超えるサンプル数を元に分析できる情報サービスです。外食市場規模、中食市場規模、客数を業態、セグメント別に把握可能です。世界13か国で実施。
詳細URL: https://www.npdjapan.com/service/food.html

 


 

 

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