<外食・中食 調査レポート>外食業態で、アイスコーヒーが好調、アイスカフェラテ等は、コロナ前比4%増
外食・中食市場情報サービス『CREST®*1 』を提供するサカーナ・ジャパン株式会社(エヌピーディー・ジャパン株式会社より社名変更、東京都港区、ケビン・ソー代表)は、2023年の外食・中食市場におけるコーヒーの分析レポートを2024年5月20日に公表します。
本分析レポートでは、大きく以下のことが分かります。2023年1月-12月計の外食業態計のホットコーヒーの食機会数は、2019年比で2割以上の減少でしたが、アイスコーヒーは比較的回復が速く、アイスコーヒー(ブラック)は同12%減、アイスのカフェラテ・カプチーノ等で同4%増と、コロナ前の水準より高くなっています。
外食業態計でアイスカフェラテ等は、コロナ前比4%増
外食業態計(イートイン、テイクアウト、デリバリー含む)のコーヒー食機会数を2019年からの増減でみると(図表1)、ホットコーヒー(ブラック)の2023年の食機会数は2019年比で2割以上減少したままです。ただ、ホットでも、カフェラテ・カプチーノ等は少し回復が速く同13%減となっています。アイスコーヒーは比較的回復が速く、アイスコーヒー(ブラック)は同12%減です。そんな中、成長をしているのがアイスのカフェラテ・カプチーノ等で、同4%増と、コロナ前の水準より高くなっています。日本の飲食店でのコーヒーのホットとアイスの食機会数の比率は、ホット7割:アイス3割で、アイスの比率はコロナ前より3ポイント以上上昇しました。
サカーナ・ジャパン フードサービスディレクターである、東さやか(あずま・さやか)は、次のように話します。「アイスコーヒーの需要が増加しているのは、世界的な傾向(CRESTは世界12か国で実施)です。これから、アイスコーヒーが本番の季節になりますが、通年を通じて、イートインでもテイクアウトでも、アイスコーヒーの提供とプロモーションをすることが吉となりそうです。特に伸びているカフェラテ等は、女性客の需要が高いので、提供できる環境を整え、女性客にアプローチするのが良いでしょう。」
*1 CREST®
外食・中食市場において 「いつ、誰が、どこで、何を、どのように食べ、どの程度満足したか」など消費者のあらゆる喫食動態データを、1年365日、消費者から収集し、年間13万を超えるサンプル数を元に分析できる情報サービスです。外食市場規模、中食市場規模、客数を業態、セグメント別に把握可能です。世界13か国で実施。
詳細URL: https://www.npdjapan.com/service/food.html
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