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<外食・中食 調査レポート>クイックサービスレストランの夕食時間帯の客数10%増、コロナ前比で、2024年1-3月

2024/06/17

外食・中食市場情報サービス『CREST®*1 』を提供するサカーナ・ジャパン株式会社(エヌピーディー・ジャパン株式会社より社名変更、東京都港区、ケビン・ソー代表)は、2023年のクイックサービスレストランにおける夕食時間帯の分析レポートを2024年6月17日に公表します。

本分析レポートでは、大きく以下のことが分かります。2024年1-3月計のクイックサービスレストランの夕食時間帯(18-21時)の客数はコロナ前比で10%増、前年同期比で11%増でした。コロナ禍からのデリバリーの維持に加え、テイクアウトの好調とイートインの回復が寄与しました。


 

クイックサービスレストランの夕食時間帯の客数は、コロナ前比10%増

2024年1-3月計のクイックサービスレストラン(ファストフード、カフェ、ベーカリー、洋菓子・フルーツパーラー店を含む)は、夕食時間帯(18-21時)が非常に好調で、客数(食機会数)は2019年同期比10%増、前年同期比で11%増でした(図表1)。クイックサービスレストランの同時間帯の客数は2021年同期には11%減まで減少しましたが、回復が進み、2024年1-3月にはコロナ前より成長しました。コロナ禍で大きく成長したデリバリーの維持に加え、テイクアウトの好調(2019年同期比21%増)とイートインの回復が寄与しました。

 

 

サカーナ・ジャパン フードサービスディレクターである、東さやか(あずま・さやか)は、次のように話します。「夕食時間帯は、コンビニやスーパーなどの小売の中食も好調で、フルサービスレストランはまだ2桁マイナスの状況です。夕食時間帯の外食・中食の客単価は、他の時間帯と比べて客単価が高いことから、値上げの影響で、より価格の安い業態の利用が促進されていると言えるでしょう。特にテイクアウトは前年比でも2桁成長をしていますので、とくにオポチュニティがありそうです。」

 


*1   CREST®

外食・中食市場において 「いつ、誰が、どこで、何を、どのように食べ、どの程度満足したか」など消費者のあらゆる喫食動態データを、1年365日、消費者から収集し、年間13万を超えるサンプル数を元に分析できる情報サービスです。外食市場規模、中食市場規模、客数を業態、セグメント別に把握可能です。世界13か国で実施。
詳細URL: https://www.npdjapan.com/service/food.html

 


 

 

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