ニュースレターNewsletter

<外食・中食 調査レポート>月見商戦が過熱、昨シーズン「月見」メニュー購入レシート数が25%増 24年はさらに激増の兆し

2024/09/05

外食・中食市場情報サービス『CREST®*1』を提供するサカーナ・ジャパン株式会社(エヌピーディー・ジャパン株式会社より社名変更、東京都港区、ケビン・ソー代表)は、2023年8-10月計の外食チェーンにおける月見商品に関するレポートを2024年9月5日に公表します。

本分析レポートでは、大きく以下のことが分かります。昨シーズンである2023年8-10月計に外食チェーンで「月見」メニューを購入したレシート数は25%増、購入者は19%増でした。


 

「月見」メニューレシート数は、昨シーズン25%増

サカーナ・ジャパン株式会社が提供する、家計簿アプリのデータを活用した「フードサービスレシートトラッキング*2」のデータによると、月見商戦の昨シーズンである2023年8-10月に、外食主要20チェーン*3で「月見」メニューを購入したレシート数は25%増、購入者は19%増でした。購入者1人当たり平均1.57回購入しており、前年同期比は6%増でした。

 

 

サカーナ・ジャパン フードサービスディレクターである、東さやか(あずま・さやか)は、次のように話します。「月見商戦が昨年から激化しています。ハンバーガー系ファストフードに始まった月見商戦ですが、和風ファストフード、カフェや、デリバリーピザ店でも月見商品を発売しており、今年2024年はさらに新規参入が相次ぎ、既存チェーンでも新しい新商品を続々投入しています。日本の外食は、他国と比べて季節性が高い期間限定商品を各社が発売する傾向が強く、CRESTによると、外食をした消費者の17%程度の人が、外食時に旬の食材を食べることを意識しており、その比率は増加しています。月見商戦は、各チェーンの食べ比べをする人も多く、1人当たりの利用回数も増加しており、今後さらに熱い商戦となりそうです。」

 


*1   CREST®

外食・中食市場において 「いつ、誰が、どこで、何を、どのように食べ、どの程度満足したか」など消費者のあらゆる喫食動態データを、1年365日、消費者から収集し、年間13万を超えるサンプル数を元に分析できる情報サービスです。外食市場規模、中食市場規模、客数を業態、セグメント別に把握可能です。世界13か国で実施。
詳細URL: https://www.npdjapan.com/service/food.html

 

*2 フードサービスレシートトラッキング

外食主要400チェーンのレシートデータを追跡。自社ブランドと競合ブランドの利用者動向と変化を把握可能です。利用率と利用頻度を追跡し、プロモーションや社会変動による変化を理解、次のアクションへつなげることが可能になります。

詳細URL: https://www.npdjapan.com/solutions/eat-out-chain/

 

*3 外食主要20チェーン

マクドナルド、ケンタッキーフライドチキン、モスバーガー、ロッテリア、バーガーキング、ウェンディーズ・ファーストキッチン、サブウェイ、すき家、吉野家、スターバックスコーヒー、ドトール、タリーズ、コメダ珈琲店、サンマルクカフェ、星乃珈琲、ベローチェ、エクセルシオールカフェ、ミスタードーナツ、丸亀製麺、はなまるうどん


 

 

調査データの転載・引用について

本ウェブサイトで公開されている資料につきましては、ご使用用途によりますが、出典元を明記していただければ、基本的にご利用いただけます。
表記は「Circana, サカーナ・ジャパン調べ」でお願いいたします。
社内共有、卒論での使用の場合は、弊社にご連絡いただく必要はございません。
社外に公開、メディアでのご使用の場合は、掲載先詳細を上記問い合わせ先まで、ご一報お願いいたします。また、ご使用後は、転載先のコピーやURLをご送付ください。

 

 

お問い合わせ先

本内容につきましては、下記よりお問い合わせください。