<外食・中食 調査レポート>会社員のランチ需要で好調の昼食、飲食店でハンバーグが前年比22%増
外食・中食市場情報サービス『CREST®*1』を提供するサカーナ・ジャパン株式会社(エヌピーディー・ジャパン株式会社より社名変更、東京都港区、ケビン・ソー代表)は、2023年7月-2024年6月計の飲食店における昼食の分析レポートを2024年10月2日に公表します。
本分析レポートでは、大きく以下のことが分かります。2023年7月-2024年6月計の飲食店における会社員の平日の昼食の食機会数は、前年同期比で3.2%増でした。同食事機会における主要メニューの中で、最も食機会数の増加率が高かったのは、ハンバーグで22%増でした。
会社員の平日の昼食、成長率1位メニューは、ハンバーグで22%増
2023年7月-2024年6月計の飲食店における会社員の平日の昼食の食機会数は、前年同期比で3.2%増でした。会社員の平日の昼食における飲食店の主要メニュー(図表1)の中で、食機会数の増加率(前年同期比)トップ5は、1位ハンバーグ、2位スープ・汁物、3位ポテト料理、4位カレー、5位ハンバーガーでした。1位のハンバーグの増加率は22%増でした。
サカーナ・ジャパン フードサービスディレクターである、東さやか(あずま・さやか)は、次のように話します。「アフターコロナで職場への出勤や取引先への訪問が増加したことで、会社員の平日のランチ需要は高まり、堅調に推移しています。節約志向で弁当を持参する動きも増加しているようですが、同じ人でも毎日同じ行動というわけではなく、選択肢は、弁当持参、コンビニ、外食、社食などと多様化しています。その中で、飲食店を利用した時はハンバーグが最も成長したメニューで、ファミリーレストランでの増加がもっとも寄与しています。ハンバーグをフルサービスの洋風レストランで食べたときの一人当たりの客単価は1280円(同期間)ですが、ファミリーレストランでは同824円とかなり価格が抑えられています。節約しつつも外食らしく美味しいものが食べたいニーズに合致した結果と考えられます。」
*1 CREST®
外食・中食市場において 「いつ、誰が、どこで、何を、どのように食べ、どの程度満足したか」など消費者のあらゆる喫食動態データを、1年365日、消費者から収集し、年間13万を超えるサンプル数を元に分析できる情報サービスです。外食市場規模、中食市場規模、客数を業態、セグメント別に把握可能です。世界13か国で実施。
詳細URL: https://www.npdjapan.com/service/food.html
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