<外食・中食 調査レポート>20代のビールの外食機会数、9年で58%減、 サワーは同25%増、2023年7月-2024年6月計
外食・中食市場情報サービス『CREST®*1』を提供するサカーナ・ジャパン株式会社(エヌピーディー・ジャパン株式会社より社名変更、東京都港区、ケビン・ソー代表)は、2023年7月-2024年6月計の外食における20代のアルコール飲酒機会分析レポートを2024年10月16日に公表します。
本分析レポートでは、大きく以下のことが分かります。2023年7月-2024年6月計の20代がビールを飲酒した外食機会数は、9年前同期比で58%減でした。30-50代の同数値は45%減でした。一方で、20代のサワーの飲酒機会は同25%増でした。
20代のビール飲酒の外食機会は9年前同期比58%減
2023年7月-2024年6月計に20代(20-29才)がビールを飲酒した外食機会数を9年前同期(2015年:2014年7月-2015年6月計)と比較する(図表1)と、58%減でした。30-50代の同数値は45%減で、コロナ禍を経て、若者だけでなく他の年代でも外食のビール離れは加速しました。一方で、20代のサワーの飲酒機会は増加しており、2023年7月-2024年6月計の9年前同期比は25%増でした。
サカーナ・ジャパン フードサービスディレクターである、東さやか(あずま・さやか)は、次のように話します。「20代のサワーの食機会数の男女比率をみると、男性より女性がやや多くなっています。時系列でみると、男性の比率が9年前より高まってきています。20代のビールはその逆で、男性比率の方がやや高いのですが、9年前と比べ女性比率が高まりました。サワーは、20代では1食機会当たりの平均杯数が2.3杯とビールの2杯以下より多いことから、外食では、サワーの強化が有効そうです。」
*1 CREST®
外食・中食市場において 「いつ、誰が、どこで、何を、どのように食べ、どの程度満足したか」など消費者のあらゆる喫食動態データを、1年365日、消費者から収集し、年間13万を超えるサンプル数を元に分析できる情報サービスです。外食市場規模、中食市場規模、客数を業態、セグメント別に把握可能です。世界13か国で実施。
詳細URL: https://www.npdjapan.com/service/food.html
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