<外食・中食 調査レポート>2024年の会社員/公務員の外食ランチ代 前年比4.5%増の1000円台に
外食・中食市場情報サービス『CREST®*1』を提供するサカーナ・ジャパン株式会社(エヌピーディー・ジャパン株式会社より社名変更、東京都港区、ケビン・ソー代表)は、外食・中食市場レポートを2025年3月5日に公表します。
本分析レポートでは、大きく以下のことが分かります。2024年(1-12月計)の外食業態における会社員/公務員の昼食の支払金額は、前年比4.5%増の1041円となり、初めて1000円台を超える価格となりました。2021年以降、前年比4~6%前後で毎年支払金額は上昇を続けています。
外食業態の会社員/公務員のランチ代は1041円で前年比4.5%増
2024年(1-12月計)の外食業態における会社員/公務員の昼食の支払金額は、前年比4.5%増の1041円となり、初めて1000円台を超える価格となりました(図表1)。2021年以降、前年比4~6%前後で毎年支払金額は上昇を続けています。
サカーナ・ジャパン フードサービスシニアマネージャーである、藤井真理子(ふじい・まりこ)は、次のように話します。「ここ5~10年程の動きをみると、会社員/公務員の外食系業態における客単価は、夕食や夜の間食では、それほど上昇していませんが、昼食では毎年上昇傾向が続いています。皿数や飲み物の杯数等で調整しやすい夕食や夜食と比べて、外食の昼食は、セットや定食となっている場合が多く、原材料等の上昇に伴う飲食店の値上げの影響をダイレクトに受けていると考えられます。その上昇率は、2022年、2023年の6.5%増と比べると、直近の2024年には4.5%増まで鈍化していますが、今後も上昇傾向が続く可能性があります。平均的なランチ価格は、消費者に受容されている価格帯でもあり、価格戦略を練る際には、それが年々変化している事を捉えていく必要があるでしょう。」
*1 CREST®
外食・中食市場において 「いつ、誰が、どこで、何を、どのように食べ、どの程度満足したか」など消費者のあらゆる喫食動態データを、1年365日、消費者から収集し、年間13万を超えるサンプル数を元に分析できる情報サービスです。外食市場規模、中食市場規模、客数を業態、セグメント別に把握可能です。世界13か国で実施。
詳細URL: https://www.npdjapan.com/service/food.html
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